アトピー性皮膚炎とニキビ
男性15歳(中学生) 川崎市 HP
初診2022/06 週1回 2025/05/30掲載
小学3年生の5月中旬から肘や膝に湿疹が出るようになり、皮膚科でアトピー性皮膚炎と診断され、その時はステロイドの塗り薬を出され、すぐにおさまりました。例年、夏だけだったので、同じ様にやり過ごしていましたが、6年生の2月からニキビが出るようになると同時に、肘や膝、その周辺にブツブツが出るようになり、掻き壊してしまう日々が続き、夏には頭皮や耳、首回りがグジグジするほどただれてしまい、また皮膚科に。痒み止めの薬とステロイドの塗り薬を処方され様子をみることになりました。ひどいただれはおさまるものの、常にブツブツや軽い湿疹が続くようになり、全体に赤らんでいる状態のままでした。 様子をみていてもニキビはさらに増え、いっこうによくならないため、インターネットで見つけたこちらに相談することにしました。 吉岡先生は、息子を見るだに「アトピーと言うには大袈裟すぎますね」とおっしゃるので面食らいました。全体に肌艶がよく、健全な肌がほとんどであること、湿疹も色がおおむねきれいなピンクで、掻き壊しがほとんどなく深くないこと、ステロイド焼けしているところもなく、耳切れ(耳たぶの下の付け根部分)もないからとのことでした。問診と脈診を終え「便秘もないですし、長くても2年でしょう」、「もしジュースやお菓子、コンビニでのお弁当などをやめられるなら、もっと早いでしょう」とおっしゃいましたが、半信半疑でした。しかし、治療している最中から、それは希望に変わっていました。吉岡先生から「わかりますよね」と言わる前に、見ている間に赤味がだんだんと引いて、肌が明るくなっていくのがわかったからです。 なかなか偏食は変えられませんでしたが、それでもひどくなる夏もそう悪化することなく、多少、頭や耳周りがグジグジする程度でした。一年経つ頃には、ニキビもほとんど出ず、腕のボツボツが地味に続くという具合で、赤味はありません。もちろん、ひどすぎる時は使ってもよいでしょうと言われていた薬も、まったく使うことがなくなっていました。 次の夏が来ても、軽く赤味がさす日がある程度で過ごすことができました。一定してある腕のボツボツは、本人や家族が気にしなければ問題はなく、偏食をやめれば消えるだろうとのことで、治療は終了となりました。 偏食の治療はもう何年か時間を要するとのことで、通うことは容易ではなく、自分たちの努力でできることでもあるので、また先生の強い勧めもあり、自力で頑張ることにしました。 なお、赤味が気になるようであれば、また来てくださいとのことでしたが、それもなく過ごせています。 治療を終えて約2年、少しはマシになった偏食ですが、今はそこをなんとかしたいと奮闘する日々です。本人はいたって元気に過ごしています。 ありがとうございました。