来院者から一言 51

指定難病
「視神経脊髄炎」になって

女性74歳 戸塚区 知人の紹介
初診2024/07 週2〜1回 2025/06/30掲載

昨年の5月末、左腕に異変を感じたのが始まりで、あれよあれよという間に左半身が麻痺して6月初旬に入院になりました。病名は指定難病の「視神経脊髄炎」。目で見ないと自分の足や腕がどこにあるのかがわからず、トイレも入浴も完全介助が必要でした。

7月に退院後はそのままリハビリ病院に転院して、2ヶ月半の入院。9月中旬に退院してから、さらに8ヶ月間、週3回の通院リハビリが続きました。

まったく歩けない、物をつかめない、感覚がない状態からの出発でしたが、今は完璧ではないけれど、見た目には障害がわからないほどになりました。

吉岡先生に鍼灸とカイロプラクティックをお願いしたのは、リハビリ病院を退院してからです。

退院当初は、まだ左腕が勝手にギューっと強く引きつり呼吸も苦しくなるような不随意運動とともに、腕の位置が実際の位置と大幅に異なる感覚異常がありました。歩行も杖をついて介助してもらいながらゆっくり歩くのが精一杯でした。

鍼灸は脈診の結果、週2回の通院から始まり、ほどなく頻繁に起きていた腕の不随意運動がかなり治り、また脈の状態も顕著に変化したことから、予後はよいだろうとの判断でした。2週目には介助なしに歩けるようになり、1ヶ月も経つ頃には杖なしで歩けるようになりました。腕の強い引きつりも次第に軽くなり、12月には完全になくなっていました。その頃には引きつりに関係する脈の状態もよくなっているとのことで、年明けから週1回の通院になりました。

カイロの面からは頸椎や胸椎、手首の矯正を主にしていくことになりました。当初は、左腕と手首は筋力低下と強い引きつりのために、リハビリが思うように進みませんでしたが、手首を丹念に施術していただき、回を重ねるごとに柔らかくなっていき、リハビリとあいまって、日毎にできることが増えていきました。

現在、左腕の感覚もかなり戻ってきてはいるものの、まだ目で見ないと何を触っているのかがよく分かりません。まだ回復の余地はあるはずとのこと、引き続き自力のリハビリと治療を続けていきたいと思っています。

また、どうしても左半身をかばって生活しているので、右半身に負荷がかかり、そのために時々起きる症状にも対処していただいています。

具合の悪い所があると直ぐに対処してくださるので、とても頼りになります。

先日、梅雨の影響もあってか、左腕の感覚が少し悪くなってしまいました。おまけに起きていられないような眠気に日に数度おそわれ寝てしまう始末。吉岡先生は、それを知らずに脈を診るなり、「あまりよい状態ではないので脈の状態がおさまるまで、週2回来てください」と言われました。おかげさまで2週後には感覚も戻って元気になりました。

吉岡先生がもっとも心配していることは、この難病の発作の再発だそうです。その見極めで重要なのは、自覚症状もですが、それよりも脈の状態の変化とのこと。今回は、私が不安になってはいけないと、そう強くはおっしゃらなかったそうですが、内心ではかなり心配したとのことでした。私自身は、年始に週1回になった際に言われてはいたことですが、ピンときていませんでした。

今の治療は、回復もさることながら、長い目で見て再発しないことを目指しているということをあらためて確認した出来事でした。

突然の発病、絶望的な麻痺、そんな状況でも私自身の気持ちが折れず、さまざまな地道なリハビリをめげずに続けられていることが、ここまでこれた一番の要因だとしても、吉岡先生の鍼灸とカイロプラクティックの治療もしていなければ、ここまでは回復していなかったように思います。

再発することなく、このまま元気に過ごせるよう、これからもお世話になります。