来院者から一言 54

食後の腹痛と下痢
(夏バテ)

男性6歳 戸塚区 HP
受診日2025/08/09 年に数回 2025/08/19掲載

いつも熱がでたり、鼻水や咳がとまらず元気がなくなった時にお世話になっています。今回は、食後の腹痛と下痢でした。

昨日の明け方、息子が急にお腹が痛いと言いだし、すぐに下痢。排便後は、スッキリしたらしく元気にしていたので、これなら大丈夫とあまり気にもとめていませんでした。しかし、今朝もまた同じく明け方に腹痛と下痢。やはり、排便後は元気にしているものの、食欲があまりなく、朝食後、すぐにまた腹痛と下痢。お昼は近くのお祭で焼きそばとジュースを少し口にすると、すぐに腹痛と下痢。おやつの時間になって、小腹がすいたようで、好物のお餅を少し食べると、また同じ。それ以外は元気ではあるものの、いよいよよくないと思い、吉岡先生に電話で相談しました。状況を説明して、下痢止めの薬を飲ませた方がよいのか問うと、きっぱり「止めてはいけません。体が食べ物を受けつけられないから出しているんですから」と。そして、夕飯前に治療してもらうことに。

開口一番、「いつもと違うおいしいものをまあまあ食べましたか?」と問われました。まさに図星で、夏休みでお友達と出かけたり、あちこちのお祭りに行ったり、家族で外食したりと続いていました。さらに、「冷たい飲み物や甘いものもですが、症状から察するに生食が多かったのでは?」と。普段から小麦をあまり摂らないようにしているため、かわりにお寿司やお刺身、冷たい蕎麦などが格段に増えていました。もうすぐ小学生とはいえ、まだまだ食べ物をこなす力はしっかりしていないとのこと、胃腸を冷やした典型的な症状とのことでした*

また、数日後にはまたお祭りや外食の予定があるので、それまでは無理に食べず、食べてもお粥やお味噌汁から、ゆっくりとぬるめのお風呂につかり、お腹がでないように寝間着をしっかり着て寝るようにとのことでした。

二日様子を見て、まだ食後に下すようであればもう一度治療することにしていましたが、その日の夕食から下すことはありませんでした。

念のためお祭りの前日に診てもらいましたが、すっかりよくなっていましたし、吉岡先生からもこれなら問題ないでしょうとのお墨付きもいただきました。ただし、「調子にのってたくさん摂りすぎないように」との注意も頂戴して、息子とふたりで「気をつけようね」と言い合って帰りました。その後も下すことなく快調です。

今回も助かりました。ありがとうございました。

*吉岡補記:朝方や食後の腹痛と下痢は、内の冷えを下から強制排除する防衛反応。ひとまず飲食を受け入れられる程度の冷えであり、反射的に上から解消する嘔吐よりも軽い。固形物(陰)をこなす力(熱)が弱っているため一気に素通りさせて下へ。その音が腹鳴。普段にはない固形物(陰)が下を急冷した結果が腹痛。余談だが、天にも人の急な腹痛と下痢にそっくりの現象がある。そう、雷雨。天もまた、時々、腹を壊す。