数日続いた微熱からの高熱(夏バテ)
男性5歳 栄区 HP
受診日2025/08/14 年に数回 2025/08/20掲載
数日前から微熱が続いていた息子。いつも通り元気で、食欲もしっかりあり、夜もぐっすりだったので、様子を見ていました。今日も同じように微熱。ただ、いつもよりもだるそうにして、目がなんとなくうつろで、食欲が少しなくなっていました。「吉岡先生のところに行く?」と聞いたら、「うん」と言うので、お世話になることにしました。息子は、調子が悪くなった時にうかがって元気になることを知っているので、このところは本人の感じている調子を測ることも兼ねて尋ねるようにしています。息子が行く決断をする時は、そこそこつらい時で、吉岡先生からは本人の自覚と自主性を育てるにとてもよいことと言っていただいています。
診るなり「肌が冬みたいにサラサラしていますね。だいぶ冷えていますよ。お家の冷房がきつくないですか?お風呂はつかっていますか?」と。息子と夫は暑がりで、寝ている間も強めの冷房です。お風呂も面倒で、シャワーですませてもいました。
治療後、「ここまでくると、おそらくいったん高熱になりますね。ただ、便通もありますし、冷えているのは表だけですから、汗をかけばすっきり終わるでしょう。早ければ今晩、遅くとも明日の晩には。それをこえてまだ微熱のままであれば来てください。高熱を出して冷えを解消する力が今日の治療ではまだ発揮できない状態にあるということになりますから。それから、解熱するまでは冷たい飲み物や食べ物は控えてください。中まで冷やすとこじれますから」*と。
吉岡先生の見立ての通り、その日の晩には高熱になり、一気に汗をかいて、すっかり解熱しました。
今は、冷房による冷えを蓄えないように、お風呂につかるようにしています。
急な連絡にも関わらず、対応してくださりありがとうございました。
*吉岡補記:微熱が続くのは、膚表の冷えを汗で解消しようとしているものの、まだ冷えが勝っているためで、サラサラな肌が特徴となる。なお、内にまで冷えが及んでいないが、冷飲食で嘔吐しやすい要注意の状態にある。「こじれる」というのはこのこと。嘔吐は、胃が受け付ける力をそがれ、内外ともに冷えるのを防ぐための反射的に熱を発する(冷を解消する)防衛反応。仮に嘔吐した場合は、内の熱(胃の気)を一気に使うため、その後の消耗度は言わずもがな。発汗だけでは済まなくなる可能性が高くなる。以下の「54食後の腹痛と下痢(夏バテ)」は主に内を冷やしたのに対し、こちらは外を冷やした状態で、夏によく見る「暑気」にあてられた典型的な諸症状。その極に、いわゆる「熱中症」がある。